防災放送システム研究会

震災や、増え続ける異常気象。短時間に、甚大な被害をもたらす自然災害のさい、頼れるのはやはり、地域に根ざした防災無線放送ではないでしょうか。

しかし、高層マンションやビルの建築などにより、放送音の届く範囲は年々変化します。都市部に特有の音環境により、住民から「言葉が聞き取りづらい」「うるさい」などの不満が寄せられることも多くなっています。

EFE総合研究所では、音の伝わり方に関する長年の研究成果から、コンピュータシミュレーションによる《防災無線音達エリア診断》を開発し、自治体との協働により音環境の改善に役立ててきました。

《防災無線音達エリア診断》とは

屋外にいる住民に十分な大きさの音が届いているかどうかを調べる《防災無線音達エリア診断》のシミュレーションでは、自治体の現状を把握することから始まり、建物の3次元データを取り込んだ高度なシミュレーションにより、ビル壁面の反射によるエコー(反響)の影響なども考慮に入れ、放送音声の到達エリアを推定します。その結果をふまえ、スピーカの増設や調節など、適切な音量と品質を住民にお届けするための改善方法をご提案します。

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